シャトーメルシャン勝沼
山梨・勝沼を訪問です。
今日のメインの目的はシャトー・メルシャン勝沼でのイベントです。
シャトー・メルシャンさんでは、年間4回、1回につき3本のセレクトされたワイン計12本を送ってもらえるという「プレステージ・パスポート」という企画を行っていますが、今シーズン、私もこのプログラム「プレステージ・パスポート2021-2022」のダイヤモンドコースに参加してみました。
市場に出回らないようなワインや希少なワインを組み込んで送ってもらえるだけでなく、ワイナリーを訪ねた際に無料テイスティングをさせてもらえる、というような特典があったりしますが、今回は、「3つのワイナリーでの"サンクスデー"」という、ワインのフリーテイスティングや希少なワインや興味深いワインの有料テイスティングが楽しめる、という特典イベントに参加しました。
やはりお目当ては有料テイスティング、ということで、さっそく「本日限定 1杯売りの特別ワイン」(各1,500円)
〇長野メルロー&山梨カベルネ・ソーヴィニヨン 1999
〇甲州 鳥居平 1989
を試してみることにします。
それぞれ22年32年前、という、長い年月を経ているワイン・・・ということで大きな興味が沸いてきます。
変な写真ですみませんが、圧巻は甲州のこの色・・・32年・・・琥珀色がまあ何とも言えない気持ちにさせてくれます・・・年月を重ねたから故の枯れ臭とともに、見た目どおり、アメの感じ・・・デザートワイン的な甘さのある、味わいのあるワインでした・・・
赤の方、こちらは、そんなに年月を感じさせない、若々しいとは言いませんが、まだまだ熟成しそうな感のある面白いワインでした。ちなみのこちらはボトルで9,000円での販売もありましたよ。
それと楽しませてもらったのがこの「城の平セット」です。(4,500円)
〇城の平カベルネ・ソーヴィニヨン 2006 CS100%
〇城の平 2013 CS67% M29% CF4%
〇城の平オルトゥス 2015 M50% CS46% CF4%
CS カベルネ・ソーヴィニヨン M メルロー CF カベルネ・フラン
個人的に一番好きなのは2006です。城の平と言うとカベルネ・ソーヴィニヨン、というイメージの私、2013,2015はいわゆるボルドーブレンドですが、年月が醸し出すものだけでなく、バランス、まろやかさ、馴染み、そんな部分で一番楽しい、気持ちの良い時間を与えてくれたのが単一カベルネ・ソーヴィニヨンのこの2006でした。まだまだ若く、熟成物好きな方にはまだまだ楽しめるものなんでしょうね。
こればかりは嗜好品なので、色々とあると思いますが、2013,2015は個人的にはスムーズさの面で何か物足りないというか・・・もう少し時間がたつと少し印象が変わるのでしょうか・・・また今度試すことが出来るととてもたのしいだろうなあ・・・と思います。
その他、近くの畑を見たりの簡単なツアーやフリーテイスティング等と、楽しいひと時を味わうことのできた時間でした。ありがとうございました。