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歩きつづける・・・

【2022冬の山形・酒田】ただ食べ、飲むだけの旅①

金曜日に仕事を終え、山形・酒田へ・・・何故か、と言われるとなぜだろう・・・となってしまうのですが、山形・酒田がなぜか好き・・・基本、縁も所縁もないところなのです・・・電車の旅で乗り継ぎでやってきた酒田、その乗り継ぎの1時間ほどの間に街中のラーメン店へ。その帰り道に電信柱に貼られた「酒田日本海寒鱈まつり」のポスター・・・ちょうど1週前に終わってしまっていたイベントでしたが、これが妙に気になって気になって・・・いつかこのイベントに参加してやる!と思っていたのですが、タイミングが合わなかったり、ここのところはコロナで開催中止と縁がなく・・・冬場の酒田訪問もなかなかままならず、寒鱈汁自体にも巡り合えていないのですが、ついに念願がかないそうなのが今回です。まつりは中止ですが・・・

18時52分東京駅発のとき341号。この電車を予約しようと1ヵ月前、なぜかグリーン車以外は予約ができません。あまり情報は出てこなかったのですが、この時間の上越新幹線は通勤客が多く使用することから、当初はグリーン車以外全席自由席の設定だった模様・・・が、しかし、1週前ほどに再度確認してみると、10号車が指定席に設定されており、見てみるとまずまずの埋まりよう・・・東京から乗るし、自由席のほうが空いているかも、と思いつつ、念のため、隣も空いていたことから2人掛け窓側のE席を予約しました。

時間がない中、駅弁を確保。これから魚が続くことが予想される中、東京駅の弁当売り場「祭」で直江津駅(新幹線:上越妙高駅でも販売)名物の「さけめし」と「鱈めし」を発見。数々の賞を受賞している弁当たちですがこれが食べたくて用のない上越妙高駅で途中下車し、購入、1時間同駅で時間をつぶし、後続列車で目的地へ向かったこともあるほど・・・今回は鱈メインの旅・・・のっけからいきますか、と「鱈めし」を購入です。

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直江津駅名物 鱈めし

確かこのさけめしと鱈めしが一緒になった欲張りな弁当もあったような・・・それと「鰊めし」が新たに発売されていたような・・・

予約の際には隣の席は空いていたのですが、列車に乗車すると既にお座りに・・・自由席も考えましたが、高崎あたりまでは混むだろうし、お隣さんも高崎で降りるかもしれないな、と思い指定席に腰を下ろします。購入したお弁当も後半戦でいただくことにし、席でおとなしく、でも大好きなキリンの本搾り、レモンが売っていなかったのでグレープフルーツをいただくことにします。

途中上野駅からは小学生10名ほど、引率の大人が2名の団体さんが乗車してきます。大きな荷物を皆お持ちで、これは越後湯沢で確定だな・・・確かに仕事終わってこれぐらいの新幹線で滑りに行ったりしたな・・・と懐かしんだりして・・・お隣さんは大宮・熊谷・本庄早稲田・高崎を過ぎても動くことなく・・・越後湯沢で予定通り団体さんが降りますが、お隣さんはじっと動くことがありません。列車が動き出したところで団体さんのいた斜め前の3人席へ、弁当・本搾りを持ってお隣さんを超えて移動します。あと45分ほどで新潟に到着ですが、ここで鱈めしをいただくことにします。

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量はさほどでも・・・ですが楽しめます。

新潟駅では乗り換え時間8分でいなほ13号酒田行に乗り換えです。新潟駅は改良されてこの上越新幹線特急いなほの乗り換えがフロアを移動することなくスムーズにできるようになりましたので8分あれば十分です。途中、のろのろ、停車と予定より遅れて進み、最終的には酒田駅に訳5分遅れで到着となりました。お疲れ様でした。10人ほどが酒田の改札口から出ていきました。駅前のホテルにチェックイン、本日終了です。

 

さて、まずは今日のランチですが港方面にあります「さかた海鮮市場」の「海鮮どんや とびしま」を目指そうと。お店は11時から、ということでしたが、ホームページを確認しますと「2022.1.22㊏・23㊐寒鱈まつり開催!」とあるではないですか。この時期なので今日明日のお店で寒鱈汁はいただけるだろうと思っていたものの、こう見せられてしまうと行くしかないかと。ホテルを出てタクシーに乗り海鮮市場へと向かいます。10分ほどで到着です。

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寒鱈まつり 開催中

すべてテイクアウトということでしたが、行くはずの海鮮どんや とびしま で食べられるということで早速1杯購入、2階にあるとびしまに向かいます。地元の方は鍋を持参で6人前購入されていました。

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初寒鱈汁!

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白子に肝も・・・

早くも初寒鱈汁達成です!感慨深いものがあります・・・今回は何回食べられるのか・・・

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海鮮どんや とびしま 店内

そして海鮮どんや とびしま です。入口から入るとお兄さんが寄ってきて「お食事されますか?」とのことでしたので返事をすると番号札を渡されます。私は5番でした。窓側のカウンター席に案内されます。レジの周り展示されているメニューを見てみますと、まあ、皆ボリュームがありそうな・・・良心的な価格としか思えません。11時まで時間ありますので、私は寒鱈汁をいただきながらこちら。

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酒田のお酒 初孫

いよいよ開店、発売開始、ということで番号順に呼ばれます。2番の方がいらっしゃらなく、私の席のところにいわゆるオバチャンがやってきまして、「ここに座っていた人たちが2番だったのよ。札もってかえっちゃったのかしら・・・」とおっしゃります。「ここに置いてあるものは全部私のなので、こちらにはもういらっしゃいませんね~。」とお答えします。そして私の番が来ましたので、目星をつけていたこちら。

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スーパー刺身定食 1,500円(税抜)

スーパー刺身定食、数量限定です。刺身11種・・・。初孫をもう一本いただきつつゆっくりいただきます。結構お刺身、食べ応えありましたよ・・・お魚は新鮮で、お得感満載です!となりのおじさんも同じのを頼んで喜んで食べていましたが、お魚も含め、残していたなあ・・・私は時間をかけながらも完食です。同じ敷地内には鮮魚店、鱈を丸ごと売っていたりして、実際地元の人とおぼしき方々が買って行ったり・・・季節もの、やっぱり皆さん好きなんですね・・・食べるところでは鮪屋さんが人気らしく、大分人が入店待ちしていました。お酒屋さんなど見ていて楽しい・・・ひととおり見たところでタクシーアプリでタクシーを呼びます。しばらくサーチしていましたが程なくマッチング。しばしの待ちです。予定より早くタクシーが来て駅に向かってもらいます。女性のドライバーで笑顔でいろいろとお話ししてくれます。鶴岡にお住みだというこのドラーバーさん、「鶴岡と酒田ってやぱり気質が違うんですか?」とお聞きすると「やっぱり酒田は港町で鶴岡は城下町だからやっぱり違いますよ。ライバルというか、お互い相手のことは良く言わないです。自分たちが上、というか・・・言葉も違いますしね」とのこと。やっぱりそういうのどこでもあるんだなあ。勉強になります・・・

そんな話をも聞いたこともあって、ちょうど電車もあったので鶴岡へ・・・7駅30分程度です。戻りは特急いなほに乗りたかったので、1時間弱、見学・散歩をすることに・・・駅前の商業施設を簡単に見てあてもなく散歩です・・・何をしたわけでもなく・・・

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お参りしました。

夜は予約した「旬味 井筒」さんへ。前に17時一人なら大丈夫でしょ、って言ったら断られたのでおひとりでもきちんと予約です。

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のれんをくぐって・・・

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また初孫 銘柄は違いますが・・・

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菜の花のお浸し と 揚げ銀杏

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刺身盛り合わせ 1,500円

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これも初孫

カウンターは最終的に埋まり、奥の座敷には団体さんも・・・昔ここに来た時に常連さんのおばちゃんに「ここは旨いから、間違いないよ。」って言われたことなんかを思い出したり・・・夏前で岩ガキ食べたなあ・・・なんて・・・。またまたお魚をいただき、結果的に〆で・・・

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はい、寒鱈汁です。

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是非、小洒落た井筒さんへ

当初の予定通り寒鱈汁をいただいた今日一日・・・満足して井筒さんを後にしました。ごちそうさまでした。