【蕎麦-2-】手打ちそば 菊谷 での一人・昼飲みは楽しい!
仕事があがり、昼から一杯?たくさん?呑れるなあ・・・と、蕎麦とワイン!ということで巣鴨の手打ちそば 菊谷さんを訪問することにしました。
ここは初めてのお店、一度行ってみたかったところです。
JR巣鴨駅からアクセスしてみました。とげぬき地蔵で有名な巣鴨地蔵通り商店街にあるということで、こっち、と表示も多く、迷うことなくお店を目指せます。お店は巣鴨駅側の入口からは結構遠く、10分ほど歩いたでしょうか。前日の雪が凍っているところがあり、ちょっとツルッと、あぶないあぶない・・・腰にきました・・・
左側にお店が、平日13時過ぎ、店前には人影もなく、すぐに入れる感じ、のれんをくぐると席が空いているのが確認でき入店です。
先客は3組5名、2組は入店後すぐに退店、一組はしばらくおしゃべりをしていましたが、退店、お蕎麦が来る前には一人で・・・という状況でした。
もちろん飲む気まんまんですので、えびと野菜の天ぷらの盛り合わせ、名物というサバの燻製を先にいただくことにし、その後に唎き蕎麦三種と3つの食べ比べを頼むこととし、白ワインのボトルをいただきたい旨オーダー。しばらくすると白だとイタリアのこちらとワインをすすめられ、ほかのワインがあったのかどうか分かりませんが、勧められるがままにOKし、いただくことに。初めて見る”MUNI Bianco"というワイン。イタリア・ヴェネトのお酒。
色はクリア、というより少しくぐもった感のある黄色、一口飲むとうーん・・・これだ!というブドウの名前が出てこない・・・。酸はありますが尖っているわけではなく、ややボケた感じがあるものの、ペラっとしているわけでもなく・・・モッサリでもなく、ただすごく若いワインではないな・・・という感じです。
セパージュは?・・・と思い裏のラベルを見ると、シャルドネ、ピノ・グリージオと見慣れた名前の後に”デュレラ”の文字が。デュレラ・・・知らんなあ・・・と思い飲みながらググってみます。ウィキさんによりますと、ヴェネトに由来するイタリア品種でわずかながら栽培されていて、酸が高くスパークリングに向いている、とのこと。きっとこのデュレラ中心なんでしょう。少し不思議なワインです。ただ、勧めるだけあってお蕎麦には合いそうな感じもします。
サバを持ってきていただいた際に「お蕎麦は少しあとのほうがよろしいですよね。」とお気遣いいただき、サバと天ぷらでワインを楽しみます。
半分ほどいただいたところで、お蕎麦をお願い、3種類、楽しみです。
まずは、茨城・桜川の二八とのこと。まずまずの盛りで、欲張って3種類試したいと思ったのですが、3枚だと結構な量かなあ・・・コシがあり、おいしくいただいているうちに次が。宮崎・高千穂と一気に西へ飛びます。
見比べるとやはり二八と十割、色がやっぱり違うなあと。味わいもやはり蕎麦感が高千穂のほうが強くキレの桜川重みの高千穂という感じです。
最後に再度東へ戻り、千葉・成田と相成ります。
うーん、なるほど、この順番になるよね、と、さらに重みが増した蕎麦が締めに参りました。蕎麦の深みがさらに強いものの、ボソボソ、もそもそといった感はなく、コシがあるおいしいお蕎麦。桜川→高千穂→成田→桜川と繰り返させていただきます。
もり汁はダシたっぷり、濃いめ。3枚、心配でしたが楽しくいただきました。そう、ワインもおいしくいただきました。しみじみ、お蕎麦にあうな~とまでではなかったですが、悪くない組み合わせ、初の品種でなんか不思議だな~という感じが上回ったからかもしれません。
いただいている間に一人ずつお二人が来店。お酒は注文されていなかったようですが、いただいた私は幸せ者です。しかも人気店が空いていて・・・後半は少しスピードアップして食べましたが、全体的にまったりとすごさせていただきました。ごちそうさまでした。